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| ■五代ヶ森(ゴダイガモリ)
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増岡榮一 <Mashioka
Eiichi>
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五代ヶ森は石鎚山系の西の端にある堂ヶ森と二ノ森の間にある「五代の分れ」(2万5千分の一の地図に山名の記入なし)から南へ派出している長い尾根上にある。標高は1,707m。この尾根の東側には鉄砲石川が、西側には坂瀬川が石鎚山系へ突き上げている。五代ヶ森は石鎚山系を南側から展望するのに格好の山である。行政的には面河村に属している。
この山の大きな特徴は現在では登山の山道がないことである。踏み跡程度のものさえない。地形図を見てルートファイングをしながら登る必要がある。稜線へ出れば展望もよいし、自分の登山技術を発揮するのに登り甲斐のある山とも言える。若い体力のある人なら日帰り登山も可能だが、年配の人は麓で一泊して早朝登って往復するのがよい。
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1,690m峰より見た五代ヶ森
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大ノ森より見た、五代の分れ・二ノ森・五代ヶ森
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私は仲間と一緒に愛媛の1,000m峰109山の完登をめざして登って来たが、昨年秋、4度目のトライでやっとこの五代ヶ森へ登頂出来、109山の完登が達成出来た。その時のコースを紹介する。
前日は面河村笠方の民宿に一泊し、朝暗いうちに出発。車で渋草を経て坂瀬林道を遡り、愛媛森林管理署面河森林事務所の許可を得て、林道最奥まで入って車を置く。五代ヶ森の北の1,690m峰から西へ出ている尾根に取り付き直登する。小さな岩壁に一ヶ所出合ったが、大体尾根筋をはずれずに直登出来た。道はなく薮漕ぎの連続で展望はない。昼過ぎに1,690m峰に着き昼食。
ここから南へ稜線通しに五代ヶ森まで辿る。展望がよく、堂ヶ森・二ノ森・石鎚山・筒上山と一望出来、石鎚山系主脈の南側からの珍しい展望に満足する。五代ヶ森の三角点のある頂上は、立木に遮られて残念ながら展望は殆どない。2時40分に頂上を発ち、往路を引き返したが、駐車地に着く前に日が落ち、最後の30分位はヘッドライトを付けて歩いて車の所へ帰り着いた。 |
五代ヶ森より見た、
五代の分れ・二ノ森・石鎚山
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| 五代ヶ森への登路は以上の外にも考えられる。その一つは五代の分れから尾根通しに南へ下って五代ヶ森へのコース。私達も堂ヶ森の非難小屋へ前日に一泊して、このコースを試みたが、1,749m峰までは踏跡があるものの、この峰は南面は岩壁となっており、それを捲くのと、それより南の稜線の薮漕ぎがひどく、時間切れで途中で引き返した。又鉄砲石川の方から取り付いて登頂出来たという話を聞いたことがある。私達が登頂したコースは標高差の最も少ないコースを考え、坂瀬川の標高1,100mの所に車を置いて登って頂上まで登れた。いずれにしても、石鎚山系の中ではめったに人の登らない山であるが、一度は登って自然林と白骨樹と石鎚山系の展望を楽しみたい山である。 |
五代ヶ森より見た、鶴ノ子の頭・
岩黒山・筒上山・石鎚 スカイライン
(遠くは伊予富士)
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