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FOREST FUND OF EHIME Opening FLASH

各事業の実施内容

愛媛の森林基金事業のあらまし

平成26年度に実施した、愛媛の森林基金の事業の実施状況をお知らせします。

■えひめ山の日の集い
 森林の有する意義、山の重要性の認識を深め、森林を私たちの共有財産として大切に守り、次の世代に継承していくことを目的に、親しみやすく、参加しやすいイベントとして、愛媛県と共催で開催しました。
 式典では、森林や環境に積極的に関わっている方々に、CO2吸収証書の授与、森の名手・名人認定証の伝達、緑の募金感謝状の贈呈を行いました。
 記念行事では、女性初のエベレスト登頂に成功し、本県にもゆかりのある登山家 田部井 淳子さんに、山から見た自然環境の大切さを講演して頂きました。さらに、健康運動指導士による「歩く」講座、朗読ユニットによる朗読ライブをはじめとする盛りだくさんの催し物を通じて参加者の皆様が森林への感謝の気持ちを新たにすることができました。
 また、午後の分科会は、小雨のちらつく中ではありましたが、トレッキングと自然観察会を実施し、散策を通じて森林の良さを体感しました。親子木工教室では、森の産物である木材で、思い思いの作品を親子で協力して作製し、森の恵みを感じました。

テーマ 「森と生きる」
平成26年11月9日(日) 参加者415名

式典 記念行事
緑の募金感謝状贈呈

緑の募金感謝状贈呈

登山家 田部井 淳子さんの講演

登山家 田部井 淳子さんの講演

健康運動指導士による講座

健康運動指導士による講座

分科会
トレッキング

トレッキング

自然観察会

自然観察会

親子木工広場

親子木工広場


■森林・林業体験イベント事業
森林に関する体験を通じて、森林の果たす役割や森林整備の重要性について、広く県民にアピールするための活動を実施しました。

●木に親しむための活動
県内の保育園や幼稚園やイベント等において、幼児や児童が木材でつくったおもちゃ等で自由に遊び、木の絵本等で森林について学ぶ機会を提供しました。
     
  • 時期  平成26年7月14日(月)〜平成27年2月14日(日)
  •     
  • 場所  県内保育園、幼稚園、小学校、児童館並びに各種イベント会場
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  • 内容  木製絵本読み聞かせ、木の玉プール遊び、木のおもちゃ遊び
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  • 対象者 幼児、児童及び保護者
  • 参加実績
 学校又はイベント名
実施回数
参加人数
保育所・幼稚園・小学校 16校 1,455名
児童館等 3施設
(延べ4回)
375名
イベント 3会場
(延べ10回)
推計
4,700名
合 計 22箇所
(延べ30回)
推計含む
6,530名
体験イベント事業:木とふれあう1
体験イベント事業:木とふれあう2
体験イベント事業:木とふれあう3

■木材の利活用の促進 木工作品製作キット配布事業
木工作品の製作希望がある県内の小中学校へ、県産スギ材を使用した木工作品製作キットを配布しました。
総合的学習の時間やクラブ活動、地域交流活動等で、活用されました。


応募数及び配布実績
161校 / 7,050セット
CDラック
1,602セット
小物入れ
1,997セット
本立て
3,451セット

児童・生徒の感想
・ぼくが小物入れを作ってみて、心に残ったのは、きれいでいいにおいのする木を組み立てられたことです。テレビで見たことがある寿司の出前入れのように見えましたが、これには、家族の小物が入れられます。

・私はいとのこでハート型に切り抜きました。かわいくできました。かんたんにできてびっくりしました。2回目だけど前やったのとはちがうやり方で楽しかったです。ありがとうございました。

・小物入れを作りました。片手で木を押さえながら組み立てていきました。小物入れには、ぼくの好きなものを入れます。楽しみにしています。杉の木をつかってとてもいい作品ができました。

・私たちに、本立てや小物入れやCDラックの材料をくださりありがとうございます。私は本立てを作り、本などを立てて使っています。私たちは好きなキャラクターなどを描いて使っています。
森林を大切にするということ、木を大切にすることをこの活動を通して分かりました。木は生きている、人といっしょで生きている。木を大切にすることは木の命をむだにしないということがわかりました。
木をむだにしない活動は本当に楽しかったです。
私の家には木があります。その木は捨てたりせずに大切に使いたいです。

・小学校を卒業をするまで、残り数ヶ月となった今の時期に、このような貴重な体験をさせて頂く機会に恵まれたこと、とても嬉しく思います。釘を持つことさえ殆ど無い今の世の中で、釘を打つことの難しさ、木と木が組み合ったときの喜び等を直に学ぶことができたのは、私達のために木を加工し、送ってくださった方々のお蔭とだと感じています。
また、釘打ちだけでなく、木の特色についても知ることができました。仕上げのニスを塗った際、数分もせずにニスが木に染みこんでいく様は非常に興味深いものでした。これを機に、林業や今回使用した杉以外の木の特色も調べてみたいと思います。

木工キット1
木工キット2
木工キット3

先生の感想
・5・6年生は、側板に模様を入れたり、角を丸くしたりする等、各自が工夫しながら取り組むことができた。初めて木工作品製作に取り組んだ4年生は、苦労しながらも作品を仕上げることができ、木工製作の楽しさを味わうことができた。
それぞれ家庭に持ち帰り、活用することで、県産木材や自然環境について親子で話し合うよい機会になったと思われる。

・糸のこや金槌、きりの正しい使い方を学習し、安全に留意しながら、生活に生かせる木工作品を作成することができた。また、社会科「私たちの県」の単元から、愛媛県には山地が多く、杉や檜が数多く植樹されていることに結びつけた学習ができた。
4年全員が、完成したCDラックを手に、喜んで家に持ち帰ることができた。

・本事業の主旨について理解をさせる指導を実施後、木材の種類や特徴、県産材の利点や林業、森林資源の保全などについて今後の林業の行方について説明をした。これらの指導後に、各学年2時間の作品制作を行い、完成品の一部を文化祭にて、学習展示を行った。
作品制作に関しての技術等については、加工をあまり必要としないので、中学校の技術科の学習において、木材加工の初歩的な技術指導や機械等の応用加工技術の習得時に重宝するキットであると感じた。

・社会科や家庭科の学習と関連させ、資料をもとに、森林の働きについて学んだ後、愛媛県産の森林のよさを話し合い、製作に取り組んだ。実物に触れ、体験活動をすることにより、森林への興味関心も高まった。
森林の働きや木についての説明もあり、社会科や図画工作科の授業と関連させて活用することができた。愛媛県(地元産)の素材を使うことにで、森林の働きや木についての知識をより深めることができた。また、愛媛県のよさにも触れることができた。
糸鋸やかなづちなどの用具の使い方に慣れることができ、素材が小学生の児童にも加工しやすく、扱いやすい材料であった。

木工キット4
木工キット5
木工キット6

郷土の森林づくり管理事業

公益的機能の発揮とボランティアフィールドの造成を目的に、森林所有者の同意のもと、市町や森林組合が行った広葉樹植栽地の下刈り等に対して、助成を行いました。ケヤキやヤマザクラ、クヌギ等からなる森林へと、すくすくと成長しています。

下刈……………3.06ha

郷土の森:今治市
郷土の森:大洲市
今治市(0.39ha)
大洲市(2.67ha)



林業新規就業者支援事業

林業の就業促進や担い手の育成のため、一定の要件を満たした林業新規就業者に活動費用を支援しました。

●事業内容

(1)支援対象者(次の内容をいずれも満たした者)
○新規採用時において30歳以下の者
○平成26年1月1日〜平成26年8月31日の間に新規採用された者
○県内の認定林業事業体に採用され、6ヶ月以上経過した者
○伐木、造材、運材、下刈り等、林業現場作業に従事する者

(2)支援内容/就業するために必要な費用として5万円/一人

(3)支援実績(平成26年度)/9名

(4)新規就業者からの声
○Iターンで愛媛県へ移住し、林業の職場に就いた。何事も焦らず、自分のレベルを把握し、出来る事から確実にこなしていきたい。
○林業の現場に慣れることがまず一番であるが、効率よく安全に作業するための工夫をしていきたい。
また、現場作業だけでなく、事業の事務や山につ  いても詳しくなり、山林所有者から何を聞かれても説明できるよう日々努力していきたい。
○林業機械の資格も取り、一人前の操作ができる努力していきたい。

郷土の森:今治市
郷土の森:大洲市
郷土の森:宇和島市


■愛媛の森林基金助成事業

●森林に親しむための活動事業
森林の果たす役割や森林整備の重要性を広く多くの人々にアピールする森林散策活動を助成しました。

○えひめ森の案内人会
(所在地:松山市)

久万高原町猪伏で、久万高原町四国カルストの遊歩道を 散策し、天然林を案内した。


○滑床を愛する会
(所在地:宇和島市)

南予アルプスと呼ばれる鬼 ヶ城山系の自然美の観察会を 行った。


○ふくさの森の会
(所在地:東温市)

東温市河之内の森林体験活 動を実施している
山林で、散 策道の倒木や転石の除去及び、
路面や斜面の整地を行った。




●トレッキングコースの施設等整備事業
多くの人々が安全にトレッキング(森林散策)を行えるよう、コースの案内表示板等を整備する活動を助成しました。

○松山離島振興協会
(所在地:松山市)

松山市小浜で、県産材の丸棒 加工杭を活用し、遊歩道に階段を設置した。


○久万高原遊山会
(所在地:東温市)

久万高原町黒瀬川から簑川にかけて、二箆山周辺のトレッキングコースの案内標識設置、風倒木等の整理、刈払い等を行った。


○中島地区まちづくり協議会
(所在地:松山市)

松山市宇和間で、県産材の丸棒加工杭を活用し、遊歩道に階段を設置した。




森林・山村の多面的機能発揮対策事業

森林が有する多面的機能を高度に発揮する、多様な森林の造成整備を促進するため、山村等の活性化を目指した里山林の保全管理活動を支援しました。また、この活動に取り組む組織に対し、円滑に事業を推進できるよう必要経費の助成を行いました。

「森林・山村の多面的機能発揮対策」のご紹介
−林野庁補助事業−

 里山林は、居住地近くに広がり、薪炭用材の伐採、落葉の採取等を通じて地域住民に継続的に利用されることにより、維持・管理されてきた森林です。
 しかし、このような里山林は、昭和30年代の石油・ガスなどの化石燃料の普及、化学肥料の普及等により地域住民との関係が希薄になり、侵入竹などによる荒廃が進んでいます。
 そこで、林野庁では、地域住民が森林所有者、NPO法人、民間団体などと一緒に活動組織を作って、里山林の保全管理や資源を利用するための活動に対して支援を行います。


−(公財)愛媛の森林基金単独事業業−

林野庁が実施する上記事業に取り組む活動組織に対し、この事業を円滑に推進できるよう必要経費を助成しています。


 当基金は、国が実施している「森林・山村多面的機能発揮対策」を積極的に推進するため、事業の採択を始め、国への申請事務や交付金の管理などを行う「地域協議会」という役割を担っています。
 林野庁補助事業分については、平成26年度において27の活動組織から申請・採択を行い、次のような活動に対して支援を行いました。

里山林等での景観を維持するための活動(16万円/ha)
侵入竹林の伐倒、除去活動(38万円/ha)
集落周辺の広葉樹等の搬出活動(16万円/ha)
森林環境教育の実践(5万円/回)




活動計画の作成
雑草木の刈り払い
森林環境教育の実施


新入竹除去・竹林整備
しいたけ原木の伐採・搬出


また、(公財)愛媛の森林基金単独事業については、上記27活動組織のうち
23活動組織から申請・採択を行い、助成を実施しました




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